こんにちは！つばめグループです。
つばめグループでは、ご利用者様から

▶タクシーに関する体験談
▶タクシードライバーの魅力　など、様々なご意見を頂いております。

その一部を「コラム」として、ご紹介！
今回はリストラ後、介護タクシードライバーとなった方にお話をお伺いしました♪

会社をリストラ→未経験から介護タクシードライバーを開業

みなさん、こんにちは。
私は長年勤めた会社をリストラされたことがきっかけで、介護タクシードライバーへ転職。
介護タクシードライバーに転職した理由はシンプルで

▶やりがいのある仕事だと思ったから
▶これから、なくてはならないサービスになると思ったから
▶車も車の運転も好きだったから
▶ドライバーの仕事に子どもの頃から憧れがあったから

といった経緯があったためです。
また、「話好きでよく笑う人」がタクシードライバーに向いている、という話も聞いたことがあり「それなら…」と覚悟を決めて介護タクシードライバーを自身で開業しようと決意しました。

「話好きでよく笑う人」が向いているのは本当？

「話好きでよく笑う人」が介護タクシードライバーに向いているというのは、事実でした。
実際に転職し、他の介護タクシードライバーを見てみると笑顔が多く会話が途切れません。

もちろん、それだけで全てが上手くいくわけではありませんが、お客様に快適な移動を提供するために必要なスキルであることは間違いありません。
明るく、聞き上手、気遣いがある人であれば介護タクシードライバーに向いているといえるでしょう。

介護タクシードライバーに必要な資格は2つ

介護タクシードライバーになるためには

▶介護タクシードライバーとして雇用される
▶介護タクシードライバーを開業する

の2つのパターンがあります。
全くの未経験から開業はハードルが高いと思いますが、どちらにしても必須の資格があります。

▶普通自動車二種免許
▶介護職員初任者研修

この2つの資格がなければ介護タクシードライバーとして勤務することはできません。
通常のタクシードライバーであれば普通自動車二種免許だけで問題はありませんが、車いすや寝たきりの方をサポートする介護タクシードライバーには、介護職員初任者研修も必要です。

愛知県名古屋市で普通自動車二種免許を取得するのであれば、ハローワークで申請すると教育訓練給付金が支給。
介護職員初任者研修には実務経験や年齢などは問われないため、私のような未経験者でも問題なく受講できます。
私はインターネットの無料講座で学びましたが、さほど難しい内容ではありません。
真面目に取り組めば、ほとんどの方は合格できるかと思います。

同業者とは交流を深めておいた方が良い

無事、必要な資格を取得し私も介護タクシードライバーとして活躍を始めました。
介護タクシードライバーとして開業した私は1人と車1台でスタート。
少しずつ営業をし、仕事は増えていきましたが自分1人ではどうしても予約の時間が重なってしまうことも…
そんなとき、私は他の介護タクシードライバーに助けを求めるようにしていました。

他の介護タクシードライバーはライバルですが、敵対心を持つのではなく交流を深めておいた方が業務に役立ちます。
例えば、予約の時間が被ってしまった際、できるだけ時間や日にちを変えてもらい自分で対応はしますが、どうしても難しい場合は、ライバルである介護タクシードライバーを紹介します。
ただ断るのではなく、自分が信頼している介護タクシードライバーを紹介するだけでお客様の心証は異なります。

他の介護タクシードライバーも、忙しい際には私に仕事を依頼してくれることもあります。
お互いの情報交換もできるため、同業者と仲良くしておいた方が業務に役立つでしょう。

さらに高みを目指すなら「民間救急認定」の取得がおすすめ

有難いことに仕事を任せられることが増えてきた頃、私は「民間救急認定」を取得しました。
民間救急認定を取得すれば、転院・入退院・通院などの「緊急性がない搬送」を自治体消防局から認定を受けた上で行えます。
先ほど紹介したように、介護タクシードライバーであれば「普通自動車二種免許」「介護職員初任者研修」の2つがあれば問題ないのですが「民間救急認定」を取得することで、病院や介護施設からの信頼度は格段に高まります。

実際に仲の良い看護師さんに介護タクシードライバーを選ぶポイントを聞いてみると、やはり民間救急認定を取得していると安心して任せられるそうです。
また、夜間対応もしてくれると、より依頼しやすいとのことでした。

タクシー会社に入社した方がバックアップは手厚い

私はリストラをきっかけに転職を決意し、資金や時間にある程度余裕がありました。
しかし、仕事をしながら転職を考えている方にとっては、資格を取得する時間も中々取りづらいでしょう。

介護タクシードライバーに興味があるのであれば、開業ではなくタクシー会社に入社しても良いでしょう。
会社であれば、資格取得費用を負担してくれたり、取得中も給与を保証してくれたりというバックアップが受けられます。
いずれ開業を考えている方でも、まずはタクシー会社で経験を積んでも良いでしょう。
自分なりにどのようなプランが最適か、考えながら行動してみてください。
今回は、リストラをきっかけに自身で介護タクシードライバーを開業した方にお話を聞きました。
未経験から開業は思い切った選択かと思いますが、現在も多くのお客様、ご家族様をサポートされています。

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