つばめタクシーの営業所がある愛知県や名古屋市では、毎日さまざまな方がさまざまな手段で移動し行き交います。特に有数の大都市である名古屋市では、公共交通機関が発達しており、多くの移動手段が存在にも関わらず、タクシーは移動手段としての一定の地位を確立し、コロナ禍で人の移動が減っている昨今でも選ばれ続けています。なぜ、このようにタクシーは重宝されるのでしょうか。

当社のタクシードライバーによると、次のようなお客様の声が多く聞かれるといいます。

• コロナ禍で、他者との接触や密集が考えられるような移動手段を避けたい。公共交通機関よりも、しっかりと感染対策が施されているタクシーで移動した方が、気が休まる。移動先での本来の目的にパワーを使いたいのに、移動がストレスになってしまっては本末転倒。
• この暑さの中、徒歩や公共交通機関を乗り継いでの移動はとても大変。何かあってからでは遅いので、安心のために、お金を払ってでもタクシーで快適に移動したい。

この長引くコロナ禍において、多くの方が我慢の生活を送り、ストレスも溜まってきている時期ではないでしょうか。そんな中、少しでも快適な移動手段としてタクシーを選んでいただけることは、タクシードライバーにとっては非常に嬉しい気持ちになります。

また、タクシーを選んでくださるお客様は、ご年配の方が多く見られます。移動というのは、誰しも多かれ少なかれ疲れるものですが、年齢を重ねるほどより負担になってきます。ましてや年々暑さが増すこの名古屋において、移動による熱中症のリスクを避けたいというのも最もです。

このようなお客様お一人お一人のお気持ちや意図を汲み取り、寄り添った対応をしながら確実に目的地にお送りするのが、私たちドライバーの使命です。いろんな目的のためにタクシーを利用されるお客様が、少しでも楽しく、なるべくリラックスをして過ごしていただくことができれば本望です。お客様によっては、タクシーの中でもたくさんお話をされたい、という方もいれば、静かに休んで過ごしたい、という方もいらっしゃいます。お客様がタクシーに、ドライバーに何を求めているか、今はどう過ごしたい気分なのか、表情や口調や雰囲気から少しでも読み取り、過ごしやすいような空間を作り出すことが我々ドライバーの役目だと感じています。

そんなタクシードライバーの仕事は、「サービス業や接客業のいいとこ取りができる仕事だ」と言っても過言ではありません。実際に、同じ営業所のドライバーでも、「人と接することが好きでサービス業や接客業をしていたが、接客もままならないような忙しさで、拘束時間が長い、自分の時間がとれない、家族との時間がとれない、休みもない」といったようなことから転職を決意した方が実に多くいます。人の役に立つ仕事がしたい、感謝される仕事がしたいと思いながらも前職ではかなわなかった方々が、次の活躍の舞台としてタクシードライバーという職を選び、毎日何十人ものお客様と直接接して、直に「ありがとう」「助かったわ」の言葉がいただける。それが何にも代えがたいやりがいであり、タクシードライバーの道を選んで本当に良かったとみな口を揃えます。日常の中でタクシーを利用されるお客様、愛知や名古屋の観光を楽しんでいらっしゃるお客様、どなたの状況にも合わせたコミュニケーションスキルを発揮できる環境が、タクシードライバーという職にはあります。

皆さまのことを、つばめタクシードライバー一同心よりお待ちしております♪